『イイ音』で聴こう。推しの気持ち
イイ音で曲、聴いてますか?
音楽を日常生活で聴くって人は多いと思います。
通勤通学中だったり、リラックスしたい時だったり。
そこで質問なのですが
その音楽、どうやって聴いてますか?
iPhoneに付属のイヤホン直刺し?
それとも、今流行りのワイヤレスイヤホン?
すごくいいと思います。今や携帯電話といえど、その音質は馬鹿にできないものになってきています。
ワイヤレスイヤホンだって、技術の進歩で音質や遅延問題もどんどん解決されています。
『音楽を聴く』という目的を果たすためだけなら、全く問題ないと言ってもいいでしょう。
私は思うのです。
確かに音楽を聴くだけなら、なにもプレイヤーやスピーカーなんて用意せずとも、携帯でダウンロードして適当に流しておけばいいのです。それで十分です。
でもそれって、“音楽を聴いている”と本当に言えるのか?
曲には一つ一つに、多くの人の『想い』が込められています。アーティストの方だけでなく、楽器を奏でている方達。作詞作曲をした方、編曲をした方。
5分前後の短い時間に流れる一つ一つの音に、必ず意図があって。それら全てが楽曲に関わった人達の『想い』に繋がっています。
その一つ一つの想いの込められた音、
あなたは受け取っていますか?
私はそうした“音”をちゃんと受け取りたいという一心で、オーディオという趣味に目覚めました。
簡単にですが、今私が使っているオーディオ機器を紹介したいと思います。
- 音楽プレイヤー SONY『NW-WM1Z』
- イヤホン SONY『IER-Z1R』
- カスタムイヤーピース eイヤホン『eA-R』
カッコよくないですか?(唐突な自慢)
それぞれ値段がだいたい
NW-WM1Z 30万円
IER-Z1R 20万円
eA-R 2万円 合計. 52万円
ってところでしょうか。
待って、帰らないで。
多くの人がこう感じていると思います。
「オーディオ機器って高いじゃん」
「そこまでして音楽聴く意味ある?」
「今の環境で十分」
もちろん、イイ音で聴くことを強要する気は全くありません。
どんな環境で音楽を聴くかは人それぞれ、自由です。
ですが、これだけは言えます。
一度聞けば、価値観が変わります。
今まで聞き取れなかった細かい音が聴こえてきて。
歌い手の息遣い、声量、歌い方……その全てがハッキリと聴こえてくる。まるで目の前で、自分のためだけに歌ってくれているかのように感じる。
iPhoneに直刺しイヤホンでは、到底感じ得ない感覚です。
だからってこんな値段、到底無理だと思います。
そこで、ここからが本題です。
本当かどうか分かりませんが、どうやら国から10万円貰えるとか。
使い道は貯金など、それぞれみなさん考えてるかと思いますが。国としてはぜひ使って、経済を回して欲しいわけです。
先程50万程の機材を紹介しておいてなんですが、
10万円もあれば相当な機材を揃えることができます
あなたの音楽ライフは、目に見えて進化し、毎日が豊かになること間違いなしです。
音楽プレイヤーやイヤホンは、ほぼ毎日使うものですから、そう考えると10万円の出費は割と理にかなった使い道ではないかと考えています。
というわけでこれから記事を分けて
- イイ音で聴くための基礎知識
- オススメのプレイヤー
- オススメのイヤホン
- その他周辺機器
を紹介していこうと思います。
このブログの趣旨から外れてしまう記事ですが、せっかくの機会です。
皆さんと音楽の付き合い方が、ますますいいものになるように、精一杯頑張らせて頂きます。
それでは、次の記事に続きます!!!
Aqours“メンバー” 伊波杏樹様へ
「早苗さんが…言ってた。泣いていいのは、おトイレか、パパの胸の中だって…」
もう、人前では泣かないって決めた。
だから涙なんて流すもんか。零すもんか。
そんな自分を誤魔化すように、笑って見せた。
ありったけの悔しさを込めて、叫んでみた。
……ダメだ。見せちゃいけない。
みんな最高の笑顔で、応援してくれているんだから。
――俯いたその時、確かにその瞳から
大粒の涙が零れたのを、見逃さなかった。
◎MIRACLE WAVE 1日目
3rd LIVEが始まって、曲が進んで。
MIRACLE WAVEが披露される直前のアニメ映像が流され、ステージ上にマットが敷かれた。
その光景を目にした時、思わず両手に力が入って、ブレードの電池蓋がミシッと音を立てるのを感じた。
やるつもりなんだ、本当に。
起こす気なんだ…奇跡を。
――1日目、MIRACLE WAVEで伊波さんがバク転を決めた時の歓声は、おそらく今後しばらく頭から離れないことだろう。
やっぱりすごいや、伊波さんって。
全力で 「ありがとう」 って叫んだ。素晴らしい景色を見せてくれて、ありがとう。伊波さんの力で、MIRACLE WAVEは成功に終わった。
“伊波さんの力で”
私は一瞬でも、そう思ってしまった。その考えを改めてくれたのは、他でもない伊波さんだった。
「9人でAqours WAVE完成させたぞー!!」
「これがAqoursのパワーだー!!」
なんで。なんでそんなこと言えるんだよ。
あの大技を決めたのは、紛れもなく伊波さん、あなたじゃないか。想像を絶する期待を背負って、それでも尚果敢に飛び込んで、成功させてのはあなたじゃないか。
ずるい。伊波さんのこういうところ、本当にずるい。
そうだ。あの曲は、伊波さんだけのための曲じゃない。Aqours全員の想い、ファン全員の期待と願いをのせた曲なんだ。
あの挑戦は、伊波さんだけじゃなくて、ファンまでひっくるめての挑戦。
だから、余計に失敗できないって思ったかもしれない。でも伊波さんは応えてくれた。
私達も、全力で応えた。オレンジ色の光と、精一杯の歓声で、伊波さんを祝福した。
『みんなで叶える物語』
そんなテーマがあるこのコンテンツだからこそ、生まれたステージ。
あの瞬間は正しく、奇跡の光景だった。
…2日目、私は油断していた。
伊波さんは、絶対にやってくれる。
あんなに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、Aqours WAVEを完成させてくれたんだ。
だから、今日も絶対大丈夫。
ブレードの電池蓋も、その日は音を立てなかった。
むしろ逆だった。
“あの光景”を見た時、私はブレードを持ってる感覚さえ、失ったんだ。
◎MIRACLE WAVE 2日目
着地がよれた。たったそれだけ。
大きな怪我もしなかったし、ライブの進行が止まった訳でもない。本当に些細な失敗なはずだった。
それなのにあの瞬間、不安で不安で仕方なかったのは、その失敗をしたのが、伊波さんだったからだろう。
背負っているものが、あまりにも大きすぎる。
もしかして、自分を責めてはいないだろうか。
踊りながら、心の中でみんなに謝り続けてはいないだろうか。
そんな必要、無いのに。
あのとき、あの場にいた全員が感じた不安は、それによるものだったと思う。
MCが始まって、その不安はさらに増した。
笑顔だったから。だからこそ、逆に不安になった。無理をしてるのが、嫌でも伝わってくる。
「ごめーん!」と明るく謝って、俯いた時。
大粒の涙が、たったひとつ、零れて落ちた。
それだけ。伊波さんが見せた涙は、たったそれだけ。
それでも僕は、たまらなく嬉しかった。とても安心した。伊波さんが我慢せず、“自分自身のための”涙を流してくれたのが、とても嬉しかった。
◎伊波杏樹
伊波さんは、人のために頑張りすぎていたと思う。
「ファンのみんなが期待してるから」
「リーダーとして、頑張らなきゃ」
「支えてくれるみんなを、助けなきゃ」
そこが伊波さんの素敵なところだと思うし、もしかしたらそうやって動くことこそが、伊波さんの“やりたいこと”なのかもしれない。
あの涙は、伊波さんが心の底から『悔しい』と思って流した涙だった。
今まで、伊波さんの姿って、実はあまり見えていなかったのかもしれない。どうしてそんなに頑張れるのか、どうして人のために、そこまで努力出来るのか。
現実味がなかった。まるで、アニメの熱血キャラを見ているようで。
あの涙で気付けた。伊波さんだって私たちと同じように、悩んで、苦しんでいる。
悔しい時は思いっきり泣いたっていい。誰かの胸の中でも、人前でも。
「ステージ上で誰かに何かがあったら、必ず私が助けに行く」って人だもん。
ならあなたに何かあった時くらい、私たちにも助けさせてくれ。そしてあなたも、そこに体を任せてほしい。
あなたはAqoursのリーダーだけど、それ以前に1人のメンバーだ。あなただって、誰かに助けてもらっていいんだ。
いつか、あなたが私たちの前で思いっきり泣く日が来るだろうか。泣いてもらえるだろうか。
あなたが安心して涙を流せる拠り所はどこにあるだろう
もし叶うのなら。そのひとつに、私はなりたい。
〜終〜
補足:当記事で書いた伊波さんの心情などは、すべて私の「もしかしたらこうじゃないか」という勝手な憶測です。ご了承ください
グラビアは“低俗”? 〜Aqoursとビジネス〜
あぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!! 逢田さんお美しいッ! なんて綺麗な肌! なんて綺麗な形のお胸!
うぉふぉ"ぉ"たまんねぇぇっ!!!
……こんばんは、ささかまです。
逢田さんのグラビア、いやぁお美しい。
女優歴の長い小宮さんは勿論ですが、逢田さんも負けず劣らずのプロポーション。思わずレジに持ってく前に我慢出来ず立ち読みしてしまいました。
さて、このブログで逢田さんのグラビアを紹介した時点で、何の話をするのか大体お察しできる方も多いかと。
何やら逢田さんのグラビアに、批判の声がある様子。
ズバリ、今回の議題はこれです。
逢田さんの最初のグラビアの時も批判は少しありましたが、今回はやけに大きくなってますね。
では、『そもそもなぜ批判されるのか?』を考えてみましょう。
◎批判の種
おそらく一番大きい批判理由は
『声優のくせにグラビアなんてしやがって』
だと思われます。
この『声優のくせに』というところがミソ。
声優という職業である以上、グラビアは相応しくないという考えから、この『くせに』という表現に繋がっていると思われます。
さて、なぜ相応しくないととられるのか?
そもそもグラビアってなんぞや?
まずは、グラビアに対する世間一般の印象と、グラビアとはなんたるやを調べていきましょう。
●グラビアの印象
さて、先程からグラビアという言葉をピンク色にしていることにお気付きでしょうか?
色は言ってしまえば、印象を目に見えるようにしたもの。『数学は青』みたいな。
グラビアと聞くと、ちょっとエッチなイメージがありませんか? グラビアの文字をピンク色にしても違和感を感じにくいのは、この印象のせい。
例えば男子中学生が教室でグラビア雑誌を読んでたら
「こいつエロ本読んでるぜー!」
ってなりますし、『グラビア雑誌を人前で読むのは恥ずかしい』と考えてコソコソ読んだ経験あると思います。
そんなことないと思ってはいても、世間一般的に
グラビア雑誌 = エロ本
みたいな考えはあると思われます。
しかしこれはあくまで世間一般的な印象。
グラビアって本当にHな表現だけが目的のものなのでしょうか? 確かにグラビアが載っている漫画雑誌の殆どは『ヤング』と付いてますし、Hな表現という目的も含まれているのは事実。
でもそれだけじゃない気がするのです。
グラビアの本質って、決して低俗なものだけではないはずなのです。
私も男です。とことん語るぞ。
●グラビアの本質
『グラビアアイドル』でググッてきました。
グラビアアイドル(和製英語: gravure idol)とは、日本発祥の、女性モデルの一形態であり、雑誌モデルの一形態ともいえる。男性向けのセクシーなアイドル的アプローチを特徴として雑誌を主体とするメディア上で活動する女性アイドルがこれに該当する。グラドルとも略称される。重複しながら似て非なるものにレースクイーンがある。
参照:Wikipedia
グラビアアイドルは女性モデルの一形態である、とありますね。
ファッションモデルなどよりもセクシーさを売りとしたアプローチをする被写体を、グラビアアイドルと言うようです。
なーんだ、やっぱりグラビアってHなんじゃないか。
って思った方。違うのだよ。
セクシー = H
ではないのだ。ましてや、
セクシー = 低俗
では決してない。ルパン三世のキャラクターである峰不二子はセクシーだが、低俗ではないのと同じです。
女体の美しさは、遥か昔から我々人類を魅了させ続けてきました。絵画や彫刻など、アートの世界でそれは顕著に現れています。
【ヴィーナスの誕生(1483)
女体は芸術なんです。
そして絵画や彫刻などよりも親しみやすく、より身近な『写真』で女体を取り扱ったもの
それこそがグラビアなのです。
たしかに清く美しいものではないかもしれません。しかしそこにある確かな魅力、芸術性は揺るぎないもの。
グラビアは決して、低俗なものではないのです。
グラビアに出たから、体を売ったも同然なんて考えはナンセンスです。
……話が逸れまくったように見えますが、この議題を語る上で大切な事です。
さて、グラビアはただ単にHな表現だけが目的のものではないということをご理解いただけましたでしょうか?
ですがそれはそれとして。声優さんがグラビア進出する意味とはなんなのでしょう?
他のテレビや新聞などのメディア出演と違って、何かと批判の生まれやすいグラビアという分野。わざわざそこに足を踏み入れるのだから、何かしらの理由(メリット)があるはず。
次はそれについて考えてみましょう。
●グラビア進出のメリット
グラビア進出のメリットは、被写体となる声優さん、そして雑誌を出版する会社双方にあります。
まず出版会社のメリット。これは簡単ですね。
売れる。これに尽きるでしょう。
有名な人をグラビアに採用すれば、いつも雑誌を購入している人に加えて、その人のファンも購入してくれる。特にオタクは複数買いしがちな人種なので、声優さんを採用すればそれだけ効果も大きいでしょう。その雑誌に掲載されてる漫画の作家さんも、グラビアのついでに読まれ、それで単行本を買ってくれるかもしれないので嬉しいですよね。
では声優さん側のメリットは?
これはもう、告知に他なりません
オタク界隈にいると分かりにくいですが、声優さんのことを知る機会はアニメ以外ほとんどありません。最近テレビ出演もあると言っても、片手で数えられるほど。一般人が若手声優を知る機会は限られています。
グラビアの魅力、それはその圧倒的告知力
たとえばG'sマガジンにインタビューが掲載されたとしましょう。ですが表紙を飾るのはその声優さんではありません。ラブライブ!であったり、SAOであったり、得てしてアニメキャラです。他の雑誌も然り。
グラビアの魅力はズバリ
ほぼ確実に表紙を飾れること
グラビアの載る漫画雑誌はコンビニなどあらゆるところで売られますから、目に付く可能性もそれだけ高い。それだけ知られる機会が増えるということです。
さらにグラビアで成功(被写体としての才能が認められる)すれば、写真集の販売にも繋がったりします。Aqoursキャストでは斉藤朱夏さんがいい例ですね。
彼女はグラビア進出の後、他雑誌での写真掲載も多くなりました。グラビアがきっかけで、被写体としての才能を認められたと言っても過言ではないでしょう。
ファンとしても、様々な分野での展開があると嬉しいですよね。
さて、双方のメリットについてはご理解いただけたかと思います。
では次からがいよいよ本番。
『なぜ批判されるのか?』について、今までの考察も踏まえて考えてみましょう。
●声優は清く尊い
声優さんって尊い。なんの汚れもない、一点の曇りもない、まるで透明な存在。
今の声優さんに対してファンが抱く尊さは、どこか神格化されたようなものに感じます。
グラビアが批判される原因は、そこにあるのでしょう。
先程グラビアは決して低俗なものではないと書きましたが、だからといって必ずしも清いものではないでしょう。(そう考えると清純派グラドルって矛盾してね?)
清く尊いものだと思っていた声優さんがグラビアに進出したことで、まるで堕落した神に失望するように、幻滅してしまうのでしょう。
小宮有紗さんのグラビアの時にあまり批判が目立たず、今回の逢田梨香子さんのグラビアでは批判が目立ってしまったのは、恐らくこのことが起因しているのでしょう。
小宮有紗さんは最初から声優という訳ではなく、元は女優さんでした。戦隊モノに出演してたこと、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
写真の写り方を見ても一目瞭然。彼女は声優である以前に、一人の立派な女優さんなのです。
では逢田梨香子さんは?
彼女も元女優ですが、小宮さんと比べると声優としての側面が強いのです。だからこそ清く尊いものだと思われやすく、そして幻滅されやすいのです。
『幻滅する必要なんてない。むしろ声優さんが新たな可能性に挑戦し、成功しているんだから喜ぶべき』
という考えの人も多いでしょうが、やはり清く尊いものと信じていた人達にとっては、グラビア進出はショックでしょう。
特に逢田さんの今回の露出度は前回に比べて相当過激なものでしたから、そのショックも大きかったでしょう。
以前『にわか』について書いた記事で、『ファンの数だけ“好き”の形がある』と書いた通り、グラビア進出を嬉しく思う人が出るのも、ショックを受ける人が出るのも必然なのです。
さて、批判の種はこれだけではないようです。
上記の批判はグラビア進出によって生まれた批判ですが、次の批判意見はグラビアに限った話ではないでしょう。
●Aqoursはビジネスでしかない
twitterをやっている方は、TLでこういう意見を見たことがあるのではないでしょうか。
こういう時に引き合いに出されるのはμ'sです。
『Aqoursはメディア露出が多すぎる。金儲けのことしか考えてない』
というものですね。
たしかに最近グッズの価格が上昇していたり、実質年会費有のファンクラブが出来るなど、ビジネスの側面が強いと感じるのも無理はないのが現状です。
ですが今こうしてAqoursが様々なメディアで取り扱われるのも、μ'sの力あってこそではないでしょうか。
ラブライブ!コンテンツのメディア露出が増え始めたのは、μ'sのfinalライブの前後ではないでしょうか。Rの法則出演、紅白出場など、急激にメディア露出が増えたことを覚えています。
お分かりでしょうか。
μ'sはメディア露出が増えたタイミングでFinalを迎えました。つまり、機会を失ったのです。
ですがAqoursはμ'sの力によって得たメディア露出の機会を、初めから手に出来たわけです。
何が言いたいか。
メディア露出が多いのは、『Aqoursだから』ではなく、『今がそういう時代だから』なのです。
もし仮に、Aqoursへとバトンタッチするのがもう少し先で、μ'sの活動がまだ続いていたら。
きっと、今のAqoursと同じくらい、μ'sもメディア露出していたでしょう。
ですから
『Aqoursになってからメディア露出が多くなった! Aqoursはビジネスでしかない!』
という考えは見当違いなのです。
『アニメコンテンツのメディア露出が増えたのが、μ'sの世代ではなく、Aqoursの世代だった』
というのが真実なのです。
●仕事は変容するもの
どんな仕事でも、その形態は時代によって変化するものです。
保育士が一人親世帯に合わせて、保育時間を伸ばしたりするように、声優という仕事の内容も時代によって変わるものなのです。
今では当然である『アニメキャラクターの声優が曲を歌う』という試みも、アニメ『るろうに剣心』が始まりで、当時はとても斬新なものでした。
声優が前に出るのも今では当然のこと。
(ポプテピ〇ックの蒼井翔太さんは例外)
ですがアニメ『けいおん!』のキャストさんが実際に楽器を持ってファンの前で演奏したときは、その斬新さで話題になりました。
仕事は常に変容するもの。
グラビア進出だって、5年後には当たり前のことかもしれません。
新しい試みは常に批判されるもの。スマホ育児など、新しいものは常に批判が付きまといます。ですがそれは時代の流れとともに、次第に『当たり前』になるもの。
声優さんが新たな可能性に挑戦しようとして、『今の時代の声優』という枠から抜け出そうとしているのなら。
私たちファンはそれを応援していくべきではないでしょうか。
新たな可能性に挑戦し、精一杯“今”を生き抜いて、楽しんでいる声優さんを見ていられることを、とても幸せに感じるのは私だけではないはずです。
見てくださいよこの笑顔。尊さで頭おかしくなっちゃう
このブログが、今回の議題についてなにか考えるきっかけになれれば、嬉しく思います。
ではではー_(:З」∠)_
『にわか』 ~ファンの指標って?~
に わ か
「にわかファン」、「にわかオタ」…
こんな風に言われてしまう問題は、ラブライブ界隈に限らず、どのコンテンツでもあるのではないでしょうか。
日本人は特に初心者や“にわか”に厳しいところがあり、にわか扱いされるのを恐れて好きなものをなかなか好きと言えない節があります。
同じコンテンツを好きであるならば、新参者かどうかなど関係ないはずなのに、なぜしばしば『にわか』と言ったり言われたりしてしまうのか。
それはファンである一人一人の考えている
『ファンである指標』
に違いがあるからだと考えます。
自分ではにわかと思ってないのに、にわかと言われたりするのは、この“ファンであるための指標”の価値観に相違があるからなんですね。
「いやいや、好きなら無条件でファン。指標なんてないでしょ」
という方、多いと思われます。
それもそれでひとつの価値観。
ならばにわかと叩く人にも、その人なりのファンとしての価値観があるはずです。
さて、それでは今回は
- ファンの指標(価値観)の種類
- なぜ“にわか”と叩く人がいるのか?
を、考えていきましょう。
◎ファンの指標
一言に『ファン』と言っても、その捉え方は人それぞれ。何をもって『ファン』と言うのかは、その人のファンの指標によって違ってきます。
ここではそのファンの指標の考え方にどれだけの種類があるのかを考えていきます。
①歴こそファンの指標
一番最初に挙げただけあって、これが一番多いような気がします。歴、つまりそのコンテンツを好きである期間のことですね。
「まだファンになってから1年経ってないよ」
という人に“にわか”と言ってしまう人は、この『好きになってからどれだけの時間が経ったか』に重きを置いていると考えられます。
ラブライブ界隈での話をするのであれば
「サンシャインからファンになった」
という人に対して“にわか”と言う人のことでしょう。
②知識量こそファンの指標
知識量とひと言でいっても、様々な意味があります。
「そのコンテンツについてどれだけのことを知っているか」の他にも、「そのコンテンツに関連する雑誌やラジオを、どれだけ読んだり聞いたりしているか」も、この知識量の枠の中の話です。
ラブライブは今やアニメやライブという主な企画の他にも、様々な雑誌でのインタビュー記事の掲載、ラジオ配信、テレビ出演も果たしています。
これらをどれだけ追っかけられているか。それに重きを置いている人のファンとしての価値観は、まさに知識量であると言えるでしょう。
「アニメとかはちゃんと見てるけど、ラジオまでは…」
という人に対して“にわか”という人は、ファンの指標=知識量と考えていると思われます。
③貢献力こそファンの指標
オタク的な言い方をすれば
『どれだけ推しに貢いでいるか』ですね。
ラブライブを初めとした、2.5次元ライブを行っているコンテンツは、世間からの注目もあって、様々なメディアで特集されます。最近はアニメ雑誌ではない雑誌でのインタビュー記事も珍しくありません。
それだけではなく、公式からもCDやグッズは普通に出ますし、ライブも行ったりするとなるととんでもない出費になります。
そうした様々な出費を
『ファンとして当たり前の出費』として考え、出来うる限り全てを買って貢いでいくべきだと考える人は、この価値観をお持ちでしょう。
学生の方とかは特に、こうも様々な箇所からグッズや雑誌を出されると、追いたくても追えないのが現実だと思います。
こうした価値観を持った人と対面した時、すこし情けなさを感じてしまったり、悔しい思いをした方は多いのではないでしょうか?
(そもそも感じる必要ないんですけどね…)
さて、“にわか”と言われた人が嫌な気持ちになることはみんな分かっているはず。なのにどうして言ってしまう人がいるのか。
『ファン』という言葉自体の捉え方の種類を見たところで、次は『なぜ“にわか”と言う人が出てくるのか』を考えてみましょう。
◎なぜ“にわか”を叩くのか?
どんなに熱心なファンも、最初は誰しも“新参者”です。それなのになぜ叩く人が出てきてしまうのか。
先程3つ挙げた『ファンの指標』
歴・知識量・貢献力
これらを極めている人について考えてみましょう。
まず歴を極めている人。
その人はそのコンテンツをずっと昔から愛し、場合によっては人気になる遥か前から好きだった人もいるでしょう。
知識量を極めている人。
その人はそのコンテンツに関する情報の殆どを熟知し、ラジオ配信や雑誌掲載があればすぐに飛びつき、そのコンテンツを常に知ろうと努力しています。
貢献力を極めている人。
コンテンツを提供している運営から出るものほぼ全てを買い、ライブを当てるために何枚も応募券を積み、そしてそのためのお金を稼ぐために必死に働いているでしょう。
お分かりでしょうか。みんな、そのコンテンツに対する愛は並大抵のものではなく、そして並ならぬ努力をしているのです。
ズバリ、“にわか”を叩いてしまう原因はここにあると思われます。
「自分がこんなに努力してコンテンツを追いかけているのに、生半可に“好き”と言っている人と、『同じファン』として扱われる」
こう感じて、納得できない人は多からずいるのではないでしょうか。
歴:昔から好きだった自分と違って、流行ってるからって群がってきた新規層が許せない。
知識量:コンテンツに関して全く知識もないくせに、ファンを名乗るのが許せない。
貢献力:中途半端にコンテンツを追いかけているくせに、自分と同じ枠内で扱われることが許せない。
努力しているのに、大して努力してないように見える人と同じ扱いをされたら、悔しくなるのは当然です。
気持ちはわかりますが、決して正しい訳ではありません。歴にしても知識量にしても、貢献力にしても。ファン一人ひとりそれぞれの追いかけ方があり、そのコンテンツの愛し方があるからです。ファンの数だけ、“好き”のかたちがあるのです。
◎にわかと言われた!
にわかと言われた、もしくは言われたことがある方へ。
まず一言。気にしないでください。
先程も言った通り、ファンの数だけ“好き”の形があります。ですから、自分の“好き”の形に自信を持ってください。
まだ歴が浅くても。
知識がなくても。
あまり貢献出来ていなくても。
あなたは立派なファンの1人です。
そのコンテンツを好きであることに自信を持っていれば、周りになんと言われようとそんなに気にならなくなるはずです。
“にわか”と言ったことのある、もしくは思ったことのある方へ。
あなたはそのコンテンツを極めたという自身を持ち、それほどコンテンツを愛しているのでしょう。すごく立派なことです。
新規勢が入ってきて、古参勢が楽しんでいたところを我が物顔で闊歩されて、悔しい思いをする気持ちもすごく分かります。
ですがその新規勢は、そのコンテンツの次世代を担う貴重な人材です。あなたが好きなそのコンテンツも、その新規勢が増えることでさらに活性化することでしょう。
あなた方が愛してやまないそのコンテンツと同じように、大切にしてあげてください。
このブログを読んだことで、にわかと叩いてしまう人、叩かれる人。お互いの気持ちの理解に少しでも繋がれば、嬉しく思います。
ではではー_(:З」∠)_
Aqours CLUB CD SET 2018 GOLD EDITION ~其の3~
前回、前々回と予想以上の反響があり、驚いてばかり。
こんばんは、ささかまです。
GOLD EDITIONについて語る、最終回。
さて、前回は主に否定的な意見の目線に立ち、予想される問題点をまとめてみました。
……しかし、ここで驚くべき事実。
前回の記事のコメント欄に
「実際に批判している人は極少数でしたよ!」
というコメントが。
そもそもこの記事書く必要無かったのでは!?
…とも一瞬思いましたが。
少し考えて、そんなことは無いという結論に至りました。
そもそも話題になるという時点で、少なくとも心のどこかで不安に思っているということ。
前回の問題点として挙げた
- GOLDでイキる人が出てくる可能性
- 抽選結果に影響が出る可能性
これらはあくまで『そうなる可能性もあるよね』という枠での話でした。
あくまで可能性に過ぎない説がここまで広まったということは、皆どこかでこうした事態が起きかねないのではと、不安に思っているからではないでしょうか?
さて、今回の記事では、その不安についてお話していきたいと思います。
◎そもそも不安になる必要ない
「…………は?」
と思った方。正しいですよ、その反応。
だって、前回の記事であんだけ不安煽るようなこと書いておきながら、今更何言ってんだって話ですよ。そりゃ「は?」ってなりますわ。
まずは、前回の記事で何故あんなに不安を煽るようなことばかり書いたのかを説明したいと思います。
そもそも私はこの問題について書くにあたって、最終的には『不安になる必要は無い』と伝えるつもりでした。
ですが私たちが何を不安に感じているのか。そもそもどんな問題が起きる可能性があるのかを理解せずに、あるいは理解させないまま
「不安にならなくて大丈夫だよ!」
とだけ言っても、説得力も何も無いわけで。
ならば一時不安を煽るような形になってしまったとしても、まずは“伝える”ことが大切だと判断いたしました。
◎抽選結果の影響に関して
まずは問題点としてあげた、「先行抽選がゴールド会員優位になるのでは?」という可能性。
はっきり言います、無いです。
手のひらクルー…そう言われるの承知の上です。覚悟の上で書いたので。(キリッ
さて、どうして運営の人間でもないのにこうもはっきりと言えるのか?
前回の記事なり、公式サイトなりで是非もう1度セット内容をご確認ください。
確かに通常版とGOLD版で会員証がゴールドになるという違いがありました。
しかし、お気付きでしょうか?
付属のグッズに過ぎない会員証がゴールドになるだけで、“ゴールド会員”になるわけではないのです。そもそもどちらのセットを買っても、同じレベルの会員なのです。
(そもそも会員にレベルがない)
封入されているシリアルコードも、書いてあるのを見る限り共通のものですので、入力した時点で内部的に『その人がGOLD EDITIONを買ったかどうか』は判断出来ないのです。
つまり必然、抽選において優遇することも不可能なのです。
さて、これで問題点のひとつとして挙げた
『抽選結果に影響が出る可能性』を恐れ、不安になる必要は無いということ、ご理解頂けたでしょうか?
…問題は次です。
◎GOLD EDITION イキりオタク
さて、このイキりオタクのことについて。
Twitter上の意見でこのようなものがありました。
『GOLDごときでイキる人なんていないのでは?』
そうなんです。それが事実なんです。
もちろん、極一部。そんな残念な考えをする人がいるのは事実でしょう。
しかし15,000円のものを買ったからとイキってくるオタクなんてそうそういるもんじゃありません。
では何故そんなありもしない存在が不安材料になりうるのか? 答えは簡単です。
「通常版を買う自分は愛が薄いのではないか?」
こんな考えが邪魔しているのです。
どこか感じてしまっている、感じる必要も無い“引き目”が、自分を脅かす敵を作り出してしまう。
それがイキりオタクです。
そしてその“引き目”を感じさせてしまう環境。
これも大きな影響のひとつです。
……さて、考えてみましょう。
特に、通常版を買おうかな? と思っている方。
そもそもGOLD EDITIONと通常版の差額1万円は、“会員の質”に差をつける為ではなく、“付属のグッズ分”の値段なのです。
ですから通常版を買うことに引き目なんて感じる必要ゼロですし、付属のグッズが自分に不要だと思ったら通常版で全然いいはずなんです。
お金が無いから通常版しか買えない人だって同じです。立派だと思います。
◎結局何が言いたいの?
様々な意見を尊重して話をしようとすると、どうしてもあっちこっちに話が飛んでしまい、結局何が言いたいのか伝わりにくいかも知れません。というか自分が伝えられている自信がありません。
結局、今回の記事の目的は
- GOLD EDITIONの何が問題となっているか
- 何が不安要素となっているのか
- その不安がそもそも不要だということを伝える
ことでした。
そもそもAqours CLUB 2018 の内容がまだ発表直後ということもあって、まだ良くわからないというのが現状。不安になって当然です。
その不安がごく一部の批判意見を肥大化させてしまっていたのが今回の論争の原因だったと考えています。
今後も発表直後の情報でよくわからない時、不安になることがあるでしょう。
ではそうした今後も生じるであろう不安を、どうすれば少しでも減らせるか?
ズバリ、これはもう私たち自身が
不安を感じにくい環境作り
をしていく他ありません。
今回のことに関していえば、通常版を買う人もGOLD EDITIONを買う人も、お互いを尊重し合える環境が理想であると思います。
不安になるのも、安心するのも、自分自身と周りの環境によって。
今回このブログを読んでくださった方々が、少しでもそういった環境、意識作りを考えるきっかけが出来たら、これ以上の喜びはありません。
安心してラブライブ!を応援できる環境が作られることを、願っています。
……ではでは!!_(:З」∠)_
※追記
浦ラジ 101回にて、GOLD EDITIONでも通常版でも、同じサービスが受けられると公言されました。運営が必要に応じてちゃんと情報を発信してくれるのは、とてもありがたいですし、これも安心に繋がりますね。
なんにせよ、本当に良かった…
Aqours CLUB CD SET 2018 GOLD EDITION ~其の2~
「金がないなら通常版買えよ」
正論だ。でも違う。
こんばんは、ささかまです。
前回に引き続きGOLD EDITIONのお話。
さて、1行目に入れたこの台詞。
実際多く見かけますし、私にもご意見くださった方もいらっしゃいました。
えぇ、正論なんです。
ですが、批判している方の多くは、『高いから批判している』のではないと思います。
問題なのは15,000円という値段ではなく、GOLD EDITIONという制度“そのもの”なのです。
ではこの制度の何が問題なのか?
今回はそれについて考えていきましょう。
◎格差
この言葉を聞いてピンと来た方、聡明。
GOLD EDITIONの問題点は、値段ではありません。
ファンの間で明確な格差が生まれること。
値段の差が1万なので、付属品の差があるのはもちろんのこと。ですがCD SETで一番肝心となる、ファンクラブ入会に必要なシリアルコードはどちらにも付いてきます。
実際に内容を見てみましょう。
【初回生産限定】「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CLUB CD SET 2018 GOLD EDITION」
・Aqours Hop! Step! Jump! Project! テーマソングCD
・スペシャルメモリアルDVD(3枚)
・スペシャルメモリアルブック
・ゴールド会員証
・Aqours CLUB 2018入会用シリアルコード
・豪華パッケージ仕様
価格:15,000円(税別)
「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CLUB CD SET 2018」
・Aqours Hop! Step! Jump! Project! テーマソングCD
・メモリアルフォトブック
・会員証
・Aqours CLUB 2018入会用シリアルコード
価格:5,000円(税別)
共通なのはCDとシリアルコードですね。
GOLD EDITIONはDVDが3枚つくなど、流石15,000円と言うべき内容。
↓ 注目するべきはココ ↓
・ゴールド会員証 ・会員証
そう、会員証に“ランク”が設けられています。
会員内でランクが設けられること…それがどういった事態につながるか。
「お前通常会員だろ!? じゃあゴールドの俺の方がファンとして上!」
「お前は通常だから愛が弱い!!」
断言します。絶対こうなる。
はい、お分かりでしょうか。
ズバリ、批判している方の多くが恐れているのはこれなのです。
むしろ、GOLDを買う方々もこの事態になることを恐れているのではないでしょうか?
値段が違うことはどうだっていいんです。
問題なのは『GOLDかそうじゃないかで、ファン間で勝手に格付けが行われてしまうこと』
もしこういった発言をする人が全くいなければ、今こうしてこの仕様が叩かれることも少なかったでしょう。
そしてもう1つ問題点があります。
ですが今から話す問題点は、「もしかしたらこうなるんじゃないか?」という憶測の範囲なのであしからず。
その問題点とは
ゴールド会員が優遇される可能性
運営の立場になって考えてみましょう。
このCLUB会員の特典の目玉として、ファンミーティングの先行抽選権があります。
では抽選の当選率。通常会員とゴールド会員のどちらを優遇すれば、より儲かるでしょうか?
……簡単ですね?
そう、通常会員が恐れるべきはこの可能性。
“お金がない人への救済措置”と思われたこの通常verも、この可能性がある限り救済ではなく『劣化』になってしまうのです。
このバージョン分けは、救済であるべきであって、劣化であっては絶対にいけません。
何度も言いますが、これは確定事項ではなく、『もしかしたらこうではないか?』という憶測の話ですのであしからず。
ですがいくら憶測であっても、可能性があるだけでも恐ろしいのは事実。運営が「抽選結果に影響はありません」と公言しない限り安心はできません。
(公言したとしても100%信用はできない…)
ただし、こういう考えがあります。
「お金をより多く払っている方が有利になるのは必然であり、許されるべきことである」
これはHearthstoneというデジタルカードゲームを提供しているBlizzard社の理念でもあります。
課金しなければ手に入らないカードは、無料で手に入るカードより強くて当たり前という考え方ですね。
舞台やミュージカルなど、様々な公演に参加経験のある方は、お金を多く払った方がいい席になるというのに慣れているので、なかなかこの批判意見に同調しづらい所があると思います。
もし、ゴールドの方が抽選に有利ならば、運営はもうはっきりとそう公言するべきです。逆も然り。
それは次の記事で書く予定の、『安心と信頼』の話に繋がります。詳しくはそこで。
さて、この2つの問題点を考えると、当記事の1行目に書いたセリフが的外れであることをご理解頂けたでしょうか?
ですから、GOLDを批判する人に
「金がないなら通常版買えよ!」
と返すのはナンセンスです。論点が違う。
◎じゃあ批判意見が正論なの?
ここまで読んでくださった皆様、こう思われてませんか? 思ったそこのあなた。
ありがとうございます
今回の記事の目的はここ。批判意見もひとつの正論であるとご理解頂きたかったのです。
で す が
批判意見が“正しい”とは言っていません。
同じく肯定意見も“正しい”とは言っていません。
……こんがらがってきましたね。私もです。
では何が正解なのか?
ここからは私の考えになります。
正解は“まだ”ありません
“まだ”というのは、『論争が行われる限り』ということです。
この論争の終着地点、それはゴールド版、通常版、どちらを買う人も安心することです。
通常版を買っても馬鹿にされない。
抽選も何も影響がない。あるならあると公言する。
この安心感があってこそのこの件の解決です。
次回の記事ではこの安心、そして信頼の話をしていきたいと思います。
それではー_(:З」∠)_
Aqours CLUB CD SET 2018 GOLD EDITION ~其の1~
Aqours CLUB
去年から始まった新サービス。
このCDについてくるシリアルコードを使うことで、いわゆる『ファンクラブ』に入会できるというもの。
ファンクラブに入会することで
・Aqoursキャストさんのブログ閲覧
・ファンミーティングの最速チケット先行
…などの様々な特典が受け取れる。
CD自体は約5000円。曲も1曲のみしか収録されていないため(ソロverがあるけど)、その観点だけで見ればちょいと割高。
だがこれらの様々な特典が受け取れることを考えれば、この5000円は実質“年会費”であり、ほとんどの人は抵抗なく購入し、この方針を受け入れていた。
(実際ブログもレポートもすごく尊いものが多くて…。伊波さん最高。)
……さて、先程“年会費”と言った通り。
このサービスは1年ごとに“更新”という形をとることになります。
つまり、1年ごとに新しいCD SETが登場し、ファンクラブ継続のためにはそれを毎年買い続けなくてはいけないわけですね。
…とは言っても。
先程から述べているとおり、これは実質“年会費”。
1年間会員になることが出来て。
会員限定のブログも閲覧出来て。
先行抽選も受けられる。
しかもCDやグッズまでついてくる。
これらのことを考えると、5000円という相場は比較的『安い』と言える。
(某超有名5人組男性アイドルのファンクラブの年会費も同じ値段)
そう。今年だってなんの問題もない。
みんなどうせ買うんでしょ?
…………問題ない、はずだったのです。
◎GOLD EDITION
■商品内容
【初回生産限定】「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CLUB CD SET 2018 GOLD EDITION」
・Aqours Hop! Step! Jump! Project! テーマソングCD
・スペシャルメモリアルDVD(3枚)
・スペシャルメモリアルブック
・ゴールド会員証
・Aqours CLUB 2018入会用シリアルコード
・豪華パッケージ仕様
価格:15,000円(税別)
な ん か 出 た ぞ ? ? ?
GOLD EDITION。
これを買うと、通常verよりも多くのグッズがついてくる上、会員証がゴールドにランクアップする。
お値段 15,000円。
勿論今までと同じ、5000円の通常verも発売される。お金がなくても、今までと同じ値段で会員を続けることは出来る。
「よかった! じゃあ余裕がある人はゴールド、厳しい人は通常のを買える。運営神!」
……とはならなかった。
このGOLD EDITION。今様々な場所で論争が起きている。批判的な意見の内容としては
『ファンクラブに階級をつけるな』
『露骨な金儲け』
『いくらなんでも高すぎる』
……さて、ここで
「文句言うなら買うな!」
とか言う人がいるからダメなのですよ。
批判する方々だってラブライバーです。
出来ることならファンクラブを続けたいと思っているでしょう。そもそも思ってなきゃ批判なんかせんわけですよ。
ではなぜ批判が出てくるのか?
段階で分けて、考えていきましょう。
◎CD SETという方針
さて、このブログを書くにあたって、運営様のツイートのリプ欄を見てきました。
するとこんな意見が。
『初めから年会費制にしろよ』
『普通にファンクラブ開けば?』
えぇ、おっしゃる通り。
私もてっきり、一年前に発売されたCD SETでずっとファンクラブを継続出来るのかと思ってました。
一年ごとに更新すること前提なら、最初から年会費制のファンクラブを開設すればよかった話。その方が余計な誤解を産まずに済んだはずです。
GOLD EDITIONの論争について考える前に、そもそもこの制度をとった理由について考えておきましょう。
さて。
みなさんはAqours CLUB以外の有料ファンクラブに入会されてますか?
月会費だったり、年会費だったり。相場も様々ですが、問題は“支払い方法”。
今の主流は『携帯代金のまとめて支払い』でしょうか? あるいはクレジットカードでしょうね。年会費制ならコンビニ支払いもあったかな?
……お分かりですか?
面倒なんですよ。
それも地味に。地味ーに大人向け。
クレカはそもそも大人じゃないと持ってない。まとめて支払いも親の許可無くやれば〇されかねない。
ラブライバーの年齢層を考えてみましょう。
勿論大人の方も多いです。つい先日のファンミーティングの際、その年齢層の広さに度肝を抜かれたものです。
ですが。主なのは“学生”ではないでしょうか?
中高生が結構多いように見えます。
さて、運営の立場になって考えてみましょう。
このように学生のファンが多いコンテンツ。
このコンテンツで年会費制のファンクラブを開くとしたら、他の一般的な制度を取り入れると、そもそも登録してくれる人が少なくなりかねません。
そこでこのCD SETという方針。
これさえ買えば、面倒な手続きは必要なし。
シリアルコード入力してログイン。終了。
なんて簡単、画期的。
グッズも付属にすることで、入会後にわざわざ住所を入力して送ってもらうなんてことをする必要も無い。
こう考えると、ファンの年齢層を考慮した上でのサービスであると受け取れます。
CD SETという方針の意味、ご理解頂けたでしょうか?
では次の記事から、早速争点となっているGOLD EDITIONについて考えていきたいと思います。
それではまたー_(:З」∠)_